この件、既に今月の「野葡萄」で告知されていたものの、綾辻センセのファンサイトも含めて日本では何処も取り上げていない故、本當かなア、なんて考えていたんですけど、まあ恐らく大丈夫でしょう。皇冠出版社のサイトにも掲載されたようですし。
とりあえず「野葡萄」からの情報をそのまま引用すると、
本格推理小説家 綾辻行人要來台灣・灸
主題: 綾辻行人與殺人暗黒館講座
時間: 9月30日 (六)
下午 2:30 – 4:30
地點: 誠品書店信義旗艦店3樓 Forum
主講人: 綾辻行人、傅博、既晴
詳細請上皇冠出版社:
http://www.crown.com.tw/
やはり個人的に興味があるのは、傅博こと島崎博御大と既晴氏とともにどのようなディープな話をされるのかですよ。また島崎御大との出會が今後綾辻センセの創作にどのようなかたちで結実していくのか、このあたりに注目でしょうか。
綾辻センセの「殺人鬼」シリーズと既晴氏の作品に登場する稀代の殺人魔洪澤晨をネタにしてミステリの中のホラー、或いはホラーの中のミステリについて、とか「人形館」と「魔法妄想症」を俎上にあげてサイコとミステリの融合について語る、とか綾辻、既晴兩氏のファンとしてはグングンと妄想が膨らんでしまうのでありました。
さらにいえば帰國後、既晴氏の傑作群に言及していただけると、既晴ファンの自分としては嬉しいんですけどねえ。有栖川氏の訪台をきっかけにして藍霄氏との交流が始まったように、今回の訪台を機會にますます日台のミステリ作家の交流が深まれば、双方のミステリを愛する自分としては嬉しい限りですよ。