とにかく笑える。「田舍の事件」が好きな人は氣に入る筈です。自分は「活字狂想曲」以來、倉阪鬼一郎のユーモア、ギャグのセンスには全面的な信頼をおいているので、この本も絶對に外すことは出來ない譯で。
一番キていたのは「ロボットは怒る」。やはり作家とか編集者とかそういう人種を描かせたら天下一品。ロボット問題について延々と論じる主人公に笑いがとまらなかった。
また「メゾンは崩れる」の「並、特上」とか、「誰もいない森の中で倒れる木」とか、こういうちょっとしたディテールが妙に面白い。
とにかく笑える。「田舍の事件」が好きな人は氣に入る筈です。自分は「活字狂想曲」以來、倉阪鬼一郎のユーモア、ギャグのセンスには全面的な信頼をおいているので、この本も絶對に外すことは出來ない譯で。
一番キていたのは「ロボットは怒る」。やはり作家とか編集者とかそういう人種を描かせたら天下一品。ロボット問題について延々と論じる主人公に笑いがとまらなかった。
また「メゾンは崩れる」の「並、特上」とか、「誰もいない森の中で倒れる木」とか、こういうちょっとしたディテールが妙に面白い。