「台湾ミステリ事情」、ということで新しいカテゴリを「台湾ミステリ」の下につくってみました。向こうのサイトで見つけたもので、日本のミステリファンにもアピール出來そうな話題をここでは取り上げていきたいと思います。まあ、これで少しでも皆さんが台湾ミステリに關心を持っていただければと。
とりあえず今日はネタ二つ。
一つは藍霄氏の傑作「錯置體」のエントリで、みやびさんがコメントを入れてくれていた「ファウスト」(台湾での表記は「浮文誌」)の台湾版リリースに關連して。二月八日に台北で開催される國際書展で御披露目となる「ファウスト」の台湾版でありますが、編集長の太田氏とともに乙一氏が訪台されるようです。まあ、あくまで予定ですが。どうやらこの日に座談會もあるとのこと。台湾在住の日本人ファン(いるのか?)は乙一氏に會えるかもしれませんよ。ネタ元は藍霄氏のサイトの掲示板、藍霄氏自身の書き込みより。
もう一つは「野葡萄」が若者にもっとアピールしていく為に再び誌面を刷新する、という話題。日本のミステリファンが注目すべき内容としては、傅博こと島崎博御大を大々的にフィーチャーして推理野葡萄の記事を強化していくみたいです。「幻影城」世代のコアなミステリファンの方、及び御大のファンは見逃せませんよこれは。まあ、野葡萄については島崎御大がどんなふうに記事に關わっていくのか、こちらでも隨時お伝えしていこうと思います。ネタ元は藝文新聞十五日の記事。