えー、という譯で自分もざれこさんのサイト「ぼくの若竹七海な日常」の企畫、「若竹七海ベスト本投票」に參加したいと思います。
ベスト3までの作品をレビューしたので、ようやく投票が出來るようになりましたよ。
さて一位は、「スクランブル」。
とにかく毒入りチョコレート系とアレ系が好きな自分としてはこの二つの要素をうまく併せた本作は當にツボ。また作者お得意の毒のある會話も愉しく、當に若竹七海のエッセンスを網羅した作品といえるでしょう。
二位は「ぼくのミステリな日常」。
處女作ということで作者が相當氣合いを入れて取り組んだことが分かるし、飄々としつつも何より日常の謎派にとどまらない毒のある雰圍氣がいい。上に挙げた「スクランブル」と同樣、連作短篇の形式をとりながらも大きな謎を軸に据え、最後の最後で畳みかけるような転換を見せる構成など、すでに若竹ミステリの風格は本作で完成しています。
三位は「心のなかの冷たい何か」。
毒とともに若竹ダークネスの世界を堪能出來る本作、ある意味作者のキャリアのなかでは異色作なのかもしれません。しかしこの全編に漂う鬱々とした暗さは當に極北。要するに自分が若竹ミステリに求めているものっていうのは強烈なアレ系と毒と後半の畳みかけるような転換だということですねえ(爆)。
という感じです。ざれこさん、宜しく御願致します!
若竹七海ベスト本投票
えーっと、My Best Books!さんのまねをしまして(ごめんなさい)
若竹七海さんの本のベストを決めてしまおうという企画。はじめてみます。
まずはこの記事に、皆さんからコメント及び…
若竹七海ベスト本投票 結果発表
ベスト本投票は8月31日まででした。
きりがないので早速締め切って、集計しちゃいました。
投票いただいた皆様、本当にありがとうございました。
最終的に1位になったのは・…