まア、綾辻ファンの方でこのブログを見ている方がどれだけいるか分からないんですけど、とりあえず台湾ミステリ情報ということで、綾辻氏、島崎御大、そして既晴氏のファンである自分としては、今回の綾辻氏の訪台については詳しく取り上げていきたいと考えています。
で、とりあえず昨日付の「民生報」、「聯合報」でも綾辻氏の訪台はシッカリと報じられた樣子で嬉しい限り、ただ内容については日本人であれば知っているような館シリーズの話とかなんで、ここではバッサリと割愛します。
一應、日本人で興味あるかなア、というかんじの内容は、昨日綾辻氏に會って話をされた既晴氏が自サイトに掲載していた簡單なレポート。メモ程度のものなので、氣負わずにその内容だけを以下に記しておきますとこんなかんじ。
綾辻氏は飛行機が怖いとのことで、ほとんど海外には行かれていないとのことなんですけど、氏のカミングアウトによれば二回飛行機に乘って訪れた場所は台湾とのこと。そのなかのひとつは勿論今回の訪台で、以前にも奧さん(小野氏)と二人で台湾に觀光で訪れたことがあるそうです。
既晴氏と綾辻氏は十五歳離れているんですけど、綾辻氏は年下の既晴氏にも年の差や國籍なども關係なく、非常にフランクに話をされたとのこと。尚、今回の訪台には講談社の編集者である秋原氏も同行され、チェスタトンの話で盛り上がったみたいです(この時期にチェスタトン?……まさかあのスバラしい超絶飜譯で、福井氏曰く、日本語訳として出版されているけど日本語訳ではないという例のアレ、ですかねえ)。秋元氏は非常に無邪氣な方で、ひとときミステリ談議で盛り上がったそうです。
昨日そして今日と、座談會や記者会見なども含めて予定はテンコモリなんですけど、昨日午後に行われた記者會見前に、綾辻氏は島崎御大や高雄から駆けつけた冷言氏と晶華酒店で少しばかり話をされたとのことで、時間の方はあまり長くは出來なかったんですけど、食事をしながら既晴氏は練習してきた日本語を披露、綾辻氏、編集者とも名刺の交換をしてから、記者會見場の休憩室に。
このとき、綾辻氏が練習してきたという中国語を話してみせたということで既晴氏は吃驚、また既晴氏を一瞥するなり、綾辻氏は鞄の中から既晴氏の作品に關する日本語の資料を取り出してみせ、この作品も面白そう、これもいいといったかんじでひととき既晴氏の作品について話をされたそうです。
尚、今回の訪台で、何処か行きたいところはないかと既晴氏が訊ねたところ、台北についてはまったく分からないので、予定の方はすべて任せてあるから、と答えられたとのこと。
記者會見の時には、島崎御大、既晴氏ともに記者側の席に座って綾辻氏が記者の質問に答えられる樣子を見ていたとのことで、この模樣が「民生報」、「聯合報」で報じられたことは上に述べたとおり。記者會見が終わったあとは、いくつかの取材を受けながらティータイムを過ごされ、夜はまた八時過ぎに島崎御大、既晴氏らとともに食事をされてこの日の予定は終わり、ということになったようです。
記者會見の樣子の寫眞は冷言氏あたりがサイトにあげてくれるのをさりげなく期待したいと思いますよ。
編集者は秋原氏ではなくて、秋元さんです。
タイプは間違えたので、本当にすみません。
既晴先生、コメントありがとうございます。
上の件、修正しておきました。