黄道の卷のところでも書いたんですけど、四卷、五卷はちょっとダレてます。
太郎とか夢之助などなかなか興味深いキャラが登場するんですけど、夢之助が鬼道の血を繼いでいる可能性があるとはいえ、あまりに唐突な登場なので、彼の逸話のところだけが妙に浮いた調子になっているのが缺点といえば缺点か。
それと太郎は黒い玉を飲みこんで自分自身も黒い玉になってしまう譯ですけど、これってどういう意味があるんでしょう?
それと黄金城が現れるところで繪馬の謎と將軍詰の謎が明らかにされる譯ですけど、……ちょっとショぼいなあ。このあたりは風呂敷を広げすぎ、慌てておさめたというかんじがしないでもないでも……ないか。