皆樣、明けましておめでとうございます。本年も變わらぬ御厚諠のほど、宜しく御願い申し上げます、……と昨年と同じにおきまりの挨拶は早々に済ませて、ここからすぐに次のエントリで作品を紹介する、というのが毎年恒例の流れながら、昨年は十二月に一年のまとめも行わずに年を越してしまったゆえ、ひとことだけ。
二〇〇九年は、個人的には「収穫」の年、とでもいうべき忙しさで、二三年ごしに色々と暖めてきたものが実際にかたちになった年でもありました。で、昨年の十二月は、師走のリーマン生活はもちろん、その余波で色々あってほとんどブログの更新が出來ませんでした。ただ、今年は再び「種蒔き」に戻るつもりなので、趣味としては「メイン」「本業」ともいえるこのブログの更新についても、従来のペースに戻していければ、と思っています。
そんななか、一応、今年の予定というか目標について、判っている範囲で書き出すと、一応、十二月いっぱいで仕上げる予定だったブツが、色々あってずれこんでしまったゆえ、この正月休みもヒーヒーいいながら継続しなければならないということがひとつ、それと台湾に続いて、ちょっと大陸のミステリについても色々と何か紹介していくことができれば、と考えています。
その第一彈というわけではないのですが、一月には北京に行ってみる予定です。あと、台湾、大陸のミステリに関してはちょっとした企画を頭ン中に思い描いているのですが、北京から帰ってきたらこのあたりを少しづつ、かたちにしていければと。
と、こんなかんじで、今年もよろしくお願いいたします。それではさっそく本のレビューに移りたいと思うのですが、とにかく九月から積讀本がたまりに溜まっているので、これらを片付けないことにはどうにも新刊を取り上げることも出來ません。困ったものです。