……というかんじで「野葡萄」のレポートを日本語訳し終えて、つい先っき本格ミステリ作家クラブのページを見てみたら更新されていましたよ!
有栖川有栖のところ見たら、「あちらのミステリ事情レポートを含む訪台記を次号の「メフィスト」誌に書く予定です」だそうで。でも「メフィスト」の次號って四月中旬発売ですか。待ち遠しいですねえ。個人的には将来的にでも講談社から臺灣のミステリ作家の本が翻訳出版されるかどうかが氣になるところ。例えば昨年の話題作といえば、藍霄の「錯置體」と既晴の「魔法妄想症」だと思うのだけども、このあたりが講談社から出たりしたら良いんですけどねえ。臺灣ミステリ界の底力というものを日本のコアなミステリファンにも見せつけてくれると思うのです。
でも今の講談社ってこういう正統的なミステリよりも、ライトノベルズの方に流れがちじゃないですか。創元推理か原書房の方が期待出來るかしら、とも考えたりして。