長谷川京子の寫眞集というと、これと keyoflife というフォトブックがあるのだけども、おすすめは斷然こっち。帶には「SRS、CanCamで人気急上昇の彼女が、3人の氣鋭寫眞家とコラボレーション。360°彼女の姿をパッケージ」とあり、撮影當時は未だモデルをやっていたことが分かる。
実際、木村晴が撮影した、彼女の瑞々しい水木写真(ビキニ)も含まれているし、ファンならずともなかなか氣になる寫眞がたくさん収録されているところが良い。個人的には木村晴の撮影した水着が一番のお氣に入りだけども、ほかの二人のも良い。ただ松田忠雄、YAYAMA KAZUKI(漢字分からず)のいずれが最初と最後のパートを撮影したのかがちょっと分かりません。兩氏の寫眞集をきっちり見ていないので。
最初のパートは明るさの彈けた、いかにもアイドルっぽい笑顏の彼女が良い。そしてその明るさを維持したまま、木村晴の水着のパートへと移る。上にも述べた通り、彼女の貴重な水着姿が拜めるというだけでもこの寫眞集は價値があると思います。勿論メイクもあるのだろうけども、三つのパートで彼女の顏の雰圍氣がまったく異なっているのが面白い。眞ん中のパートなんて本当に、子供っぽい。
ただ彼女のファンがこの寫眞集を好きになれるかどうかはちょっと微妙。というのも、彼女が編集にも関わったといわれる二册目の寫眞集、keyoflifeとはまったく路線が異なるので。こちらの方は悪くいえばいかにもアイドルっぽい寫眞集、こなたkeyoflifeはアイドルというよりはアーティストのフォトブックという趣が濃い。keyoflifeも凡百のアイドルフォトブックに比較すれば完成度は高いけども、京風には今の彼女には見ることの出来ない表情がたくさん収録されていて見所が多い。